現職
1991年~中央研究院民族学研究所所属。助研究員(Assistant Research Fellow)。
2014年~民族学研究所【行動人類学研究群】主宰 http://action-anthro.ioe.sinica.edu.tw/zh/
2019年~社団法人台湾故鄉文史協会/理事長 https://www.taiwan-furusato.com/
2013年~台湾平埔原住民族文化学会常務理事
2017年~台北「昭和町會」召集人
2017年~「榕樹会」台湾事務局長
学歴
1982年 国立台湾大学考古人類学学科卒業
1985年 天理大学日本語別科修了
1988年 大阪大学大学院人間科学研究科人類学講座 修士課程修了
1991年 大阪大学大学院人間科学研究科 博士課程単位取得修了
專門研究
日本研究、台日研究、沖縄研究、台湾原住民研究、文化資産研究
経歴/学界交流
2016年~ 台灣平埔原住民族文化學會常務理事
2007~2010年 天理台湾学会理事
2007~2010年 首都大学東京社会人類学専攻特別研究員
2006~2007年 台湾人類学与民族学会理事
2006~2007年 首都大学東京社会人類学分野客員研究員
2005年 中央研究院民族所蘭嶼研究群執行長
2004~2005年 中国民族学会理事
2000~2003年 公益財団法人トヨタ財団国際研究助成金審査員
1997~1998年 琉球大学社会人類学講座客員研究員
1996~1996年 米国ワシントン州立大学人類学科訪問学者
1985~1987年 天理大学附属おやさと研究所嘱託助手
教職経歴
1992~1995年 国立台湾大学社会学科非常勤講師
1991~1992年 国立空中大学人文学系非常勤講師
社会福祉/NGO活動
2018年~基隆市無形文化資産審議会委員
2017年~新北市政府無形文化資産審議会委員
2002~2015年財団法人小米穗原住民文化基金会董事 ⇒ 董事長
2012~2014年台東県世界遺産潜点推動委員
2006~2012年花蓮県文化資産審議会委員
2010~2003年小林平埔原住民族文化重建協会創会理事
2003~2007年台北市青田社区発展協会顧問
社会活動歴
原住民
2016年~ 新北市烏來區高砂義勇隊記念協会顧問団主宰
2013~2015年 財団法人小米穂原住民文化基金会理事長
2002-2012年 財団法人小米穂原住民文化基金会理事
台湾平埔原住民族文化学会理事
2012~2015年 台灣平埔原住民族文化學會理事
2010~2011年 屏東県三地門鄉公共事務顧問
2007~2009年 台北県烏來鄉「高砂義勇隊記念公園」推進委員會委員
2006~2007年 公共テレビ原住民族テレビ局評議委員
2007~2009年 屏東県牡丹鄉「牡丹社事件記念公園」推進委員會顧問
災害復旧
2010~2012年 小林平埔原住民族文化再建協会理事
2010~2015年 台湾原住民族行動連盟NGO主宰
2009~2010年 魯凱族部落再建連盟顧問
文化資產
2017~2018年 新北市政府伝統パフォーマンス芸術及びオーラルヒストリー審議会委員
2012~2014年 台東県世界遺産候補地推進委員
2006~2012年 花蓮県文化資産審議委員会委員
2004年~ 台北市青田社區発展協会(日本家屋保存運動)顧問
受賞歴
2013年3月 関口グローバル研究会(公益財団法人渥美財団)開催の「アジア未来会議」バンコク大会 にて最優秀論文賞及び最優秀発表賞受賞
2012年8月 2010年より理事を務める「小林平埔原住民族文化再建協会」が台湾の行政院「莫拉克風災災後再建民間貢献賞」 受賞
1999年度 台湾教育部「原住民教育及語言研究著作」銀賞
(編訳作品:台湾総督府『番族慣習調査報告書』第三巻サイシャット族 中国語訳・民族言語復元)
1997年度 台湾教育部(文部省)「原住民母語研究著作」金賞
(編訳作品:台湾総督府『番族慣習調査報告書』第一巻アタイヤル族 中国語訳・民族言語復元)
基調講演
・2021年基調講演,&簡文敏:〈莫拉克災後小林村艱辛重建路:災民、NGO與學界的合作與行動方案〉,『在永久屋想家:2021莫拉克災後人權工作坊』,中研院民族所行動人類學研究群/国立中山大学社会学科/国立台湾大学城郷研究所/莫拉克災後人権促進会/合同主催,屏東:禮納里長榮百合小学校,4月15日。
・2020年基調講演、〈八八重建政策造成的原住民人権災難:原郷何以離棄,永久屋怎能永久?〉,『莫拉克風災十一週年論壇:永久屋如何永久?』,台湾国家人権博物館主催,屏東:禮納里長榮百合小学校,8月7日。
・2013年 基調演講 〈近世漂流記史料からみた「『東台湾海』文化圏」の新 たなる像を求めて〉,「2013年沖繩民俗學會年會」,沖縄民俗学会主催,日本:沖繩藝術大學,3月16日
・2006年 基調講演 〈「東台灣海」文化圏における「島」際關係史〉,海洋博覽會記念公園管理財團主催、「沖繩海人文化の系譜」學術研討會,沖繩: 沖繩コンベンションセンター,9月30日。
・2007年 基調講演 〈15世紀の與那國島見聞史料再考──南方の視点から──〉,「日本島嶼學會」2007年與那國島年會,日本島嶼學會主催,9月15-16日。
著作
専門書編集/翻訳(9冊),期刊與専門書論文(70篇)、会議論文(70篇)、研究報告、その他論文(約30篇)等。自身の研究成果は英語、日本語、韓国語などに翻訳されている。近年は中央研究院民族学研究所內にて,「行動人類學」研究群を主宰し,理念を共有する国内の学者達と共同で「知識生産」と「社会実践」を結ぶべく、研究の発展と組織の実践に取り組み、台湾人類学の内包的意義を台湾社会へ還元すべく努めている。
文化資産保存運動 実績
‧2003年より住民らと共に青田街地区にある日本家屋の保存運動に参画、台北市文化局指定の一級古蹟に4棟、歷史建築に6棟が認定を受ける。歷史風貌保存都市計画として保護の対象となる。
‧2017年俞大維故居保存運動、台北市政府指定の一級古跡の認定を得る。
‧2017年より温州街建築群の保存運動、台北市文化局より文化資産の価値ありの初判を得、一旦の取り壊しを差し止める。
‧2020年温州街臺靜農故居、飯沼弘司故居、衣笠俊男故居の保存運動、台北市文化局より文化資産の価値ありの初判を得、一旦の取り壊しを差し止める。